とこちゃんの先生

調理室でみーつけた!!

とこちゃんWEB担当、浅野です。

唐突ですが、とこちゃんには素敵な先生が本当に沢山いらっしゃいます。
手前味噌のように聞こえるかも知れませんが、私は、とこちゃんの先生ではありませんし、関係者ではありますが、手前の事を申しているわけではないのです。(^_^;)

保育園に子どもを預けて仕事をしている二児の母ですので、とこちゃんの保護者の皆さまと同じ、子育て中の親です。

そんな親目線で、とこちゃんには本当に素敵な先生が多いな、と思っています。

しかし、魅力的な先生がいるのは、保育室だけではないのです!!

送り迎えの際に言葉を交わしたり、挨拶したりすることもままならない人。
しかし、子どもの生活、成長にとって、とても大切な部分を担って下さっている人。

その人は・・・

調理室にいるのです!!

今回ご紹介するのは、とこちゃん☆みっつ保育園の調理員、恵子先生です!

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恵子先生がとこちゃんで調理を始めたのは、2017年の冬。
ご紹介をする現時点(2018年夏)で、とこちゃん歴はまだ短い先生ですが、よしこ先生との出会いはもう、二十数年前。

実は・・・

恵子先生のお子さん達は、よしこ先生の教え子なのです!!(*゚∀゚)

ええーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
よしこ先生って幾つなの??
(ってそっちでは無く・・・。)(笑)

小さかった恵子先生のお子さん二人は立派に成人し、この春、下のお子さんも巣立たれました。
夫婦二人の生活になる、というその時、
縁あって、恵子先生は、とこちゃんの調理員となりました。

恵子先生:

「よしこ先生からお誘いを受けて、みっつ保育園で調理の仕事をすることになったのですが、まさか、私にこんな人生が待っているなんて思ってもいませんでした!」

聞くと、恵子先生が出産を機に退職される前のお仕事は、なんと、洋服のデザイナー!!

恵子先生:
「洋服のデザインからパターン、縫製まで全て出来ます。我々世代で洋裁を学んだ人間は、今ほど特化して学ぶ感じではなく、洋服に関することを全て学んで、全てやったんです。

デザイナーとして復職することはしませんでしたが、洋裁の技術は子育て中もとても役に立ちました。ピアノ発表会の衣装、子どもたちの洋服など、沢山作りましたから!」

ご自宅には、工業用の特大ミシンとロックミシンがあるそうですよ。
これは・・・、今年のみっつの生活発表会の衣装が楽しみです!!(by かすみ先生&よしこ先生&浅野)

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それにしても、どうしてよしこ先生は、「お母さんになる前はデザイナー」という人に、調理の仕事をお願いしようと思ったのでしょうか。

恵子先生:
「料理は大好きなんです。でも、仕事としての調理は務まるのかなと、声をかけて頂いた時には少し躊躇しました。」

よしこ先生は、長く続いてきた恵子先生との付き合いの中から知った、
このお母さんは「料理が好きで、上手」という一面と、「子育て経験」をかって、調理の仕事をお願いしたそうです。

恵子先生:
「娘が卵アレルギーだったんです。アトピー性皮膚炎もあって、皮膚科に通院していたんですが、離乳食をスタートして、卵にアレルギー反応が出ることが分かりました。
二十数年前、卵アレルギーは今のように誰もが知るものではなく、完全除去、という考え方が当たり前。
でも、たまたま出会った皮膚科の先生が、『除去してしまったら一生食べられない』という考え方の先生で。
当時としては、とても先進的な先生だったと思います。
その先生の指導のもと、体調を見ながら少しずつ食べてみて、様子を見て、ということを繰り返し、

今ではTKG(卵かけご飯)が食べられるようになりました!」

えええーーーーーーっ!!すごい!!

しかし、そこまでの道のりには、不安も、苦労も、当然、あったと思います。

初めての子育てで、アトピー性皮膚炎と食物アレルギー。
苦労が無い訳がありません。

恵子先生:
「どうしてうちの子だけ?と思ったこともありますし、子どもが大きくなって、行動範囲が広がると、嬉しい反面、何が起きるか分からないので、恐さもありました」。

しかし、恵子先生は、お子さんのチカラを信じて、生活の工夫と大好きな料理で、お子さんと一緒にアレルギーと向き合いました。

なるほど・・・、そういうことですね。

恵子先生なら、
食物アレルギーのお子さんを育てる保護者の方の気持ちが理解出来ます。
除去食を作ることが出来ます。
経験から得たアレルギーへの知識が豊富にあります。

そして、好きこそものの上手なれ!料理が好きで、得意!!

「是非、とこちゃんの調理員に!」と、お声をかけたくなりますね。

そして、そんなお誘いを受けた恵子先生の背中を押してくれたのは、ご主人と、
卵アレルギーを克服された娘さんでした。

恵子先生:
「悩む理由ある?断る理由ある?来て欲しいって言ってくれているのに!と言われて、よし、と思えました。
嬉しかったです。
今、とこちゃんで調理が出来て、お子さんの相手が出来て、お引き受けして大正解でした。
毎日本当に楽しいです。子どもたちはかわいいし、癒やされています。
・・・天使ですよね!!」

現在は、子どもたちの昼食やおやつの調理と除去食を食べる子どもたちの食事介助をしているそうですが、とこちゃんの子どもたちのお世話をしているとご自身のお子さんが小さかった頃を思い出すそうです。

「大変だったけど、今、役に立っているんだな」、と。

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ところで、恵子先生の「食」に対するモットーは、「楽しく、美味しく食べる!」だそうで、
アレルギーに向き合いながらの子育て中も、「食事は楽しく」を心がけていたそうです。

恵子先生:
「勿論、色々悩んで楽しいと思えなかったこともありましたが、自分のせい、とか、こうするべき、とか、あれもこれも出来ていない、とか、ダメ、ばかりだと自分も子どもも追い詰められてしまうと思います。
娘はアレルギーで卵が食べられませんでしたが、好き嫌いの多い子どもや、ピーマンが嫌いな子、にんじんが苦手な子がいるように、これも、『娘の個性』と思うようになりました。

娘は、添加物に対しても、取り過ぎるとアレルギー反応が出ることがあるんです。

自宅では、手作りのおやつを食べれば良いのですが、お友だちの家にお邪魔するようになってくると、おやつを頂くこともありますよね。もらって食べたらダメ、これは食べたらダメ、ダメダメばかりだと食べることが楽しくなくなってしまう。ですから、娘にも食べられる袋菓子を見つけては、いつもストックを用意して、子どもに持たせるようにしました。それなら一緒に楽しく食べられるでしょう?」

食べる楽しみを諦めない。
どうやったら食べられるか、工夫する。
恵子先生から、そんなスタンスを感じました。

食材の切り方、味付け、煮るのか焼くのか、調理方法を変えてみる。
同じ袋菓子でも製法や材料が違えば食べられるかも、とダメ=全部ダメ、と考えない。

今日はダメ、このメニューは嫌だった、じゃあ、一年後なら!他のメニューなら!!

恵子先生:
「アレルギーの多いお子さんの親御さんは、それは大変で、お悩みも多いと思います。
今は、検査技術も、社会の理解も進んでいますし、情報収集もしやすいので、良い反面、溢れる情報が混乱を招いたり、他者との比較で、自分を追い込んだりしてしまいがちです。食の大切さを感じている親御さんが多いですから、なおのこと、お子さんの『食』で悩んでしまう方は多いかも知れません。でも、食べること、工夫することを楽しんで欲しいと思います」。

恵子先生は、「頑張ったことも今となっては楽しかった」、と仰っていました。

独立した娘さんは、今、台所に立ち、食事を作り、自分の体調から食べるものや量を考えて「食」を楽しんでいるそうです。料理上手なお母さんからあれこれ口出しされずに自由に作れる今、レシピ検索サイトをフル活用して、伸び伸び料理を楽しんでいるとか(笑)。

恵子先生の気持ち、娘さんにしっかり届いているようですね。

最後に、これからとこちゃんでやってみたいことを聞いてみました!

恵子先生:
「とこちゃんでは食育に力を入れていますので、そこを子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思います。
子どもって、見たこともない、初めての食材にはなかなか手が出ませんよね。
みっつでは、きゅうりやトマト、ラディッシュを育てていますが、育てたり、収穫したりして『知っている』食材には興味が持てるでしょうし、食べる意欲がわいてくると思います。
切り身の魚しか知らないお子さんより、魚の姿からどうやって切り身になるのか見たことがあれば、『食』に対する興味につながると思うんです。そういった、『食への関心』に協力出来たら、と思います。

とこちゃんは、食材の『旬』もよく考えてメニューを組んでいますから、お子さん達、幸せだと思いますよ」。

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※みっつ園で6月に撮影したトマトとラディッシュ。屋上のテラスで育てています!

恵子先生のお話を伺いながら、食の工夫を楽しみたい、と思いました。
と同時に、「子どもの食を担ってくれているのは私だけじゃないんだよね」と、
我が子の通う保育園の調理室からただよう美味しそうな香りを思い出しました。
保育園の食事って、ホント、いつも美味しそうですもんね。(*^_^*)

お話しするチャンスの少ない調理の先生。
愛情と、意欲たっぷりの先生は、保育室だけでなく、調理室にもいるのです。

今回は、とこちゃん☆みっつ保育園の調理員、恵子先生をご紹介しました。

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よしこ先生よりye_mini

こうじ先生いわく
「恵子先生と美子先生、二人はまるで姉妹だね」

私が20代前半、幼稚園勤務時代の教え子も今は25歳!
そのママさんが、恵子先生です。
お子さんが卒園後も、保護者と先生の関係を超え、ずっとおつきあいさせていただきました。
きっと、基本的にウマが合ったのでしょうね(^_-)-☆

お酒好きという共通点も大きいかな(笑)

でも一番は、愛情いっぱいの子育てをしていらっしゃる恵子先生を保育士として母として心から尊敬していることが大きいと思います。
そんな関係性の私たちが、今、縁あって同じ職場で楽しくお仕事をしている。
これはもう最高の幸せであり、こうじ先生が言い当てたように、完全に恵子先生は「私の心の支えになっている」ということです。

元デザイナーなだけに、給食の盛り付けにもセンスを感じます。
手先が器用ゆえ、野菜の切り方ひとつにプロの技を感じます。
そして、きれい好きな恵子先生の調理場はいつでもピッカピカです☆
さらには、みっつのみならず大和園の調理も「いいよ!」と引き受けてくれるという気立ての良さももち合わせ、みっつ・おむすび・大和とあちこちで大活躍!!

行く先々で「けいこせんせいで~す!よろしくね♪」と子どもたち・先生たちに人懐こくあたたかく愛情いっぱいに接してくれるその姿を見るたび、本当にとこちゃんに来てくれてありがとう!!毎日毎日そう感謝しています。

これからもず~っと一緒に歳を重ねていきましょうね♪

2018-08-06 | Posted in とこちゃんの先生No Comments »