お知らせ, とこちゃんグループ代表より

とこちゃんが目指すこと

大和市小規模保育事業「とこちゃん保育園」開設まであと1か月となりました。

おかげさまで、内装工事も順調に進んでいます。

完成後、リニューアルした保育室を自由に内覧いただく時間を設けますので、普段送迎に来られないご家族をはじめ、ベビールームの皆様も卒園された皆様もぜひお立ち寄りください。

さて、このたび新設する「とこちゃん保育園」は将来的には障がいのあるお子さんも進んでお受けできるように準備をしています。(加配職員の確保・育成、等)

当園はこれまでも若干名ではありますが、先天的に障がいのあるお子さんを受け入れてきましたので、改めて宣言するほどのことではないかもしれません。

しかし、これまでは予算に限りがあり、いわゆる統合保育をきめ細やかに取り組むためには課題が山積していました。

そんな中、平成27年4月子ども・子育て支援新制度が始まり、小規模保育施設が認可化されることになりました。

小規模保育は一人ひとりに目が行き届く、少人数・家庭的な個別保育を国の助成により実現できる事業です。

第一園目としてベビールームを開園し1年半が経ちましたが、先生や友だちとの深い信頼関係を築くことができる、乳幼児期のお子さんが生活する環境としてふさわしい保育事業である、すべてのお子さんにとって最適な保育環境が実現できる、と改めて確信しています。

そして、このような環境下であれば行き届いた統合保育を実現することも可能になるのではないかと感じています。

 

一方で、とこちゃんの最終目標は、障がいのある子もない子も、赤ちゃんもお兄さん・お姉さんも(年長さん)みんながいっしょに生活できる場所になること=本当の意味で「すべての子どもたちに開かれた」園になることです。

その目標達成までにはまだまだ時間がかかりそうですが、今回の「とこちゃん保育園」開設はその最終目標に向かっての一歩前進だと捉えていただけますと幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。