とこメシ
食べ方、よくよく見ると・・・。
とこちゃんWEB担当、浅野です。
掃除して、外で遊んで、たっぷり体を使ったとこちゃん子達のお昼ご飯。
本日は・・・
【お献立】
ごはん(麦入り)/さばの味噌煮/三色おひたし/すまし汁(長ネギ+はんぺん)
こちらは、お兄さん、お姉さん達のお盆上。う~ん、美味しそう。
小さなお友達のお食事は、私がお兄さん達と一緒に帰園したら、もうすでにこの状態に。
ほぼ食べ終わっておりました(^_^;)。
「美味しかったの!!」
ん・・・・?
この写真を見て、何か気が付くところはありませんか?
浅野、とこちゃんに取材に行くと、ほとんど必ずお昼ご飯の様子まで撮影するのですが、
今回、みんなの写真を撮影していて、「んん・・・・?!」と思ったことが。
そして、先ほどのこの写真・・・
左のお二人は、汁物だけ先に食べている!
これに気が付いたら、子ども達の食べ方の面白いのなんの!
みんな、それぞれ上手に食べているのだけど・・・・
こちらのお二人は、先におかずを食べるタイプ?
しかし、お魚を先に食べるボクと、お野菜を先に食べるボク。
この二人は、汁碗の様子がまるで逆。
はんぺん残ってる!はんぺんだけお先に頂きました!
ほとんどがこの状態になったので、お見事!だったのですが、いや~、見ていて面白かったです!
中には順番に食べている、いわゆる「三角食べ」をしている子もいたのですが、一皿ずつ食べている子どもが多くて、面白いなあ、と。
汁物先、ごはん先、おかず(野菜)先、おかず(魚)先、汁物でも、具が先、汁が先、と色々あって、「最近の子どもは三角食べが出来ない、と言うけど、ホントっぽいな」と思いながら見ていました。
好きだから先に食べているのか、好きだから後から食べているのか・・・?
あまりにも個性豊かで、楽しかったです。
それにしても、そもそも、三角食べって必要なのでしょうか?
ネットで検索してみると、様々な意見が出てきますが、どうやら三角食べは日本特有の食べ方のようですね。
日本の白米は、それ自体に味付けをしないので、味のあるおかずを一緒に食べ、口の中で調味する、「口内調味」をすることで、うまみを引き出すのだとか。
そして、たぶん、私やよしこ先生と同じ年代の方は、どこかしらで誰かに言われた事があるのでは・・・?
「ごはん、おかず、汁物などを同時に食べ終わるのがお行儀が良い食べ方です」というフレーズ。
しかし、食生活の変化により、この三角食べをする必要が無くなって来たようです。
これに関しては、「日本の食文化が失われる!」として危機だ、という意見と、食生活の変化に伴い食べ方も変えて、健康食を目指せばいいのでは、という意見と色々あります。
とこちゃんではどういう考え方なのか、近々よしこ先生や、調理の先生にも聞いてみたいなと思いますが、とこちゃんでは、嫌いなものを無理に食べさせる、ということはありません。例えば、ピーマンが嫌いで食べられなかったとしても、その栄養を他の食材で取れれば良いという感じでしょうか・・・。
「食べる」という「楽しく・幸せ」な行為が、「食べる」=「無理矢理食べさせられるから嫌」になるのは、本末転倒。保育園でお預かりするような、まだまだ「食べ始め」であり、これから食の幅が広がっていく子ども達に大切なのは、「食べる」=「楽しい!美味しい!」「食べてみる!」の気持ちを育むという考え方からかな、思います。
だからといって、ほったらかし、と言うことではないですよ。保育士の先生が、「**ちゃん、これも食べてみたら?」や「美味しいよ~!」と声をかけて促しているシーンはよく目にします。そして、食べてみて・・・
やっぱり「うぇ~」となっていたり、「おや?意外とイケル・・・?」とむしゃむしゃ食べちゃったりしています。(^_^;)
これもまた、面白い光景。
我が家の双子は、保育園に通うようになり、食の幅がぐーーん、と広がりました。
保育園の食事で出たメニューを完食したと聞いて、「ええ!これ食べた!?」と驚き、自宅でもメニューとして出してみたら、「あら、食べた♪」ということが度々あります。(保育園、ありがとう。調理師さん、ありがとう!)
食事で困ったら、是非、保育園の献立表を見てみてください。
結構、救いの手になるはずです。
そして・・・、食事の後は、いつものこのとろ~んとした光景。
ごちそうさまでした・・・・。お休みなさい。
起きたらまた元気に遊ぼうよ。