親と子どものエトセトラ

子どもと一緒に旅行へ行こう!

とこちゃんWEB担当、浅野です。
唐突ですが、今、この記事を読んで下さっているあなた!
「休暇」を取っていらっしゃいますか?

日本人は長期休暇をあまり取らず、世界的にみて労働時間が長い、と言われていますが、このところは働き方の選択肢が増え、政府主導の「働き方改革」の効果もあってか、少しずつ「仕事」や「労働時間」、「休日」や「長期休暇」に対する考え方が変わってきたように感じます。

連休と有給休暇を組み合わせて、長めに休みを取り、家族旅行へ!
長期休暇は無理でも、連休前日に少し早めに仕事を切り上げて小旅行へ!

こうした旅は、仕事に育児に忙しい親にとっては、何だかんだ大変でもリフレッシュになりますし、「旅に出られる」というだけで子どもの成長を感じます。また、旅先で我が子の知らなかった一面を発見するようなことがあって、子どもに対する視点が変わったりすることも。

実は私、少し前に4歳双子を連れて神奈川から九州の夫の実家へ帰省したんです。
夫は仕事の都合で、現地の空港で落ち合うことに。
「せっかく九州まで行くのだから、毎回夫の実家だけではつまらん!1日早く現地に入り、ホテルに宿泊、観光をしよう!」と思い立ち、計画を練りました。

やっておいて良かったこと。やらずに失敗したこと。色々ありました。(^_^;)
でも、1日早く行って、双子とともに旅をして、本当に良かった。
「大きくなったな・・・」としみじみ感じましたよ。

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※写真はイメージです。こんな素敵なところに行ってみたい!!

そこで今回は、子どもと一緒の旅行について、よしこ先生のお話を中心に、私の旅についても少しお伝えします。

まずはよしこ先生が、旅行計画の段階で気にしていることからご紹介します。

よしこ先生:
「我が家でも帰省や旅行で遠出をすることがありますが、計画の段階で特に気にするのは、『健康で行かれるかどうか』です。我が家の場合は子どものこれまでの様子を振り返って、風邪をひきやすい時期は避けるようにしたり、私自身もインフルエンザなどに感染するのは困るので、流行期の旅行は避けるようにしたりしています」。

「元気で行かれるかどうか、というのはどこのご家庭でも自然と考えていらっしゃることだと思いますが・・・」、とよしこ先生仰っていましたが、確かに、小旅行の計画などの時には、「風邪気味ではないか」、とか「保育園で流行している病気はないか」、など、チラっと考えますよね。
でも移動が飛行機、海外旅行、長期&遠距離、混雑期などに旅行に出る場合は、早めの予約が必要になりますから、数ヶ月先の事を考える必要があります。家族が病気になりにくい時期を検討する、というのは子どもと一緒の旅の場合は大切なポイントになりそうです。
それに、旅先で病気に感染した!なんて、変なお土産は欲しくないですものね。

続いて、よしこ先生が家族で旅行する時に気を遣うのが・・・「食」!

「食についても、私に言われなくてもどこのご家庭でも考えていらっしゃると思いますが・・・」と言いながら、よしこ先生をはじめ、ご主人もお子さんも、変わった食事でもOK!というタイプではないとのことで、特に知らない土地に行く際にはごはんのお供になりそうなものや、好きなお菓子を持って行くようにしているそうです。

そうそう!私も双子の食のバリエーションが少なかった頃は、外出の際に個包装されたふりかけやケチャップなどを持って出ることがありました。
また、双子が4歳になった今でも食事が口に合わなかった時のために、おやつとして小さなカステラ菓子やミニドーナツなどを持って出ることがあります。

次は、よしこ先生が教えてくれた、子どもとの旅行で「あったら便利なもの」をご紹介します。

1.洗濯物を干すハンガー&小型のピンチハンガー
2.レジャーシート

よしこ先生:
「ハンガーや小型のピンチハンガーは持って行けば良かったな、と思ったものなんですが、長期の旅行だと、洗濯をすることがありますよね。それを考えて、洗剤は持って出たのに、干す道具が無かった、ということがありました(^_^;)。ホテルにもハンガーはありますが、洗濯物を干すには適さないですし、数が足りません。
クリーニング店のワイヤーハンガーや、靴下やスタイを干すのに、小ぶりのピンチハンガーなどがあると便利だと思います」。

確かに!
ホテルには洗濯物を干すことが出来るバーやロープが備え付けられていたりしますが、ハンガーまでは用意されていないですものね。

よしこ先生:
「娘が小さい時にホテルに宿泊した際、あったら良かったな、と思ったのがレジャーシートです。
特にお子さんが小さい場合は、あると便利だと思います。ホテルでの宿泊の場合、床は土足ですから、ゴロンとくつろぎにくいですよね。レジャーシートがあるとゴロンと出来ますし、地べたに座れるので安心です」。

なるほど!
ホテルのベッドは高さがあるので、ある程度動けるようになった赤ちゃんをゴロンとさせておくのはちょっと心配。それ以外にも、レジャーシートは何かと役に立ちそうですから、1枚持参しておくと便利そうです。

そして、よしこ先生がお子さんとのお出かけの際にマストアイテムとして持参するのが、「娘さんのお気に入りアイテム」だそうで・・・。

よしこ先生:
「『これさえあれば、ご機嫌!』というものを持参しておくと、知らない土地でも安心材料になると思います。娘の場合は、カゴです。もう、ボロボロになっているんですが、カゴをフリフリするのが大好きなので、必ず持って行きます」。

あります、あります!お気に入り。
我が家の息子は私のハンカチで大好きなものがあります。先日の帰省の際にも、「はっ!あのハンカチ、持って行こう!」と思って、持って行って大正解でした。

よしこ先生:
「子どもが小さければ小さいほど、ある程度現地の事は調べて、無理の無いプランニングにするといいと思います。また、『活動』と『休息』のバランスを気にかけておくと良いですよね。子どもは旅行ではしゃいでいると、疲れているように見えませんが、やはり疲れています。ですから、余裕を持たせた計画で、様子を見て臨機応変に対応出来るようにしておくと安心です。

また、たぶん、皆さん考えていると思いますが、移動の車両や機内でお昼寝が出来るように計画すると何かといいですよね。眠っている子どもを抱っこして歩くのは大変ですから」。(^_^;)
そうそう、そうですね!
寝て欲しかったのに、寝なかった、ということはあると思いますが、私も双子が小さかった頃は、いつものお昼寝の時間に合わせて飛行機や電車に乗れるよう、旅行の計画をしていたことを思い出しました。

子どもたちが大きくなると旅行の計画もきっとどんどん楽になります。
それもまた、成長、ですね。

さて、最後のよしこ先生のお話を書く前に、
私が九州帰省の前に「やっておいて良かったこと」と「やっておけば良かったこと」を書いておきます。

【やっておいて良かったこと】
新聞配達のお休み連絡/宅配便のメール不在連絡登録/近所へ連絡(回覧板が回ってくるとしばらく回せない&万が一の自然災害、空き巣などに備えて)/旅先での移動手段の検討(地方の中心地でも関東と比べるとやはり電車の本数や移動手段が少なく、公共交通機関での移動は子連れには辛いことがある→レンタカーを手配)/大浴場があるホテルを選択(ホテルのお風呂には洗い場がなく、子どもとお風呂に入るのは結構大変!)/現地で調達出来る物は現地で調達

【やっておけば良かったこと】
郵便配達のお休み連絡!
郵便物は小さいからポストにどうにか入るだろう、と思っていたのですが、メール便、A4サイズのダイレクトメール、通販カタログが以外と多く、帰宅したらポストがギュウギュウに(T_T)。
長期不在の場合、不在届を提出すれば、届け出期間後にまとめて配達してくれます!
https://www.post.japanpost.jp/question/115.html

最後に、よしこ先生に伺った、保育園での園外保育(遠足等)の計画についてのお話をご紹介します。

よしこ先生:
「お預かりしている子どもたちを園外保育へ連れて行く際は、かなり綿密に計画を立てます。
目的は、『いかようにも対応出来るようにするため』で、『計画通りに実行するため』、ではありません。
状況は変わりますから、出来るだけ細かくシミュレーションするために、子どもたちの行動を予測するために、計画を立てています。シミュレーションが出来ていれば、何かがあっても対応しやすいんですが、出来ていなければ、不安だらけです。『計画変更は大いにあり!』そのための計画だと思っています」。

聞くと、園での遠足の計画書は、行動については分単位。勿論、下見もした上で、トイレ休憩の確保、先生の行動も細かく指示、と驚くほど細かい!
家族旅行でここまでの計画を立てる必要はないと思いますが、「計画変更大いにあり!」「計画通りにはいかないもの!」の気持ちで、「ここでお腹が空くかも知れないからレストラン調べておこう」、「トイレはこの電車に乗る前かな、乗り継ぎに余裕をもとう」、「ここで昼寝するかも知れないから指定席の方がいいかな」とシミュレーションしておくと、気持ちに余裕が出来そうです。

帰宅してからの大量の洗濯物は大変ですが、帰省ならば、サイズアウトしそうな衣類を持って行き、親戚のお子さんに譲る、とか、洗濯ネットを持参して汚れ物はネットに入れて持ち帰り、そのまま洗濯機に直行!としておくと楽ちんです。

どうか楽しい「子どもと一緒の旅」を!

そうそう、子どもだけでなくパートナーの行動もシミュレーションしておくと、旅行はだいぶ楽になる・・・、私はそう思います。(^_^;)

2017-12-08 | Posted in 親と子どものエトセトラNo Comments »