親と子どものエトセトラ

個人面談って何するの?

とこちゃんWEB担当、浅野です。
4月入園のお子さんも、進級したお子さんも、もうずいぶんと新しい環境に慣れてきた頃ではないでしょうか?
同時に、「この春に仕事に復帰した」又は「仕事を始めた」という親御さんご自身も、だいぶリズムを掴んできた頃でしょうか。
勿論、個人差がありますから、お子さんによってはまだまだ慣れるまで時間がかかる、ということもあると思います。
「なかなか慣れないから心配」、「だいぶ慣れてきたからこそ疑問に思うことや知りたいことが出てきた」、「家庭での様子の変化が心配」などなど、連絡帳に書いてみたり、バタバタしながらも登園の時やお迎えの時に担任の先生にチラっと話してみたり。でも・・・、

「ちゃんと伝わっているのかな?」
「連絡帳には嬉しくなるようなことがいつも書いてあるけど、実は手を焼いていることもあるんじゃない?」
「ご迷惑をおかけしていませんか?」

など、先生に聞きたい事、ありませんか?

さて、我が家の双子が通う園の毎月のお便りには、2ヶ月先くらいまでの大まかな予定が記されています。
5月のお便りの下の方に、6月の予定として「個人面談」とあり、「ああ、そう言えば去年も一昨年もこの時期にやったな~」と思ったのですが、
振り返って考えてみると、「満足のいくものだったかなぁ?」「あんな感じで良かったのかな?」と、いささか疑問。

「個人面談を上手に受けるコツとかってあるのかな?」と思い、「保育園の個人面談」について、よしこ先生に聞いてみました!

「面談のコツですか?特にないですよ~(笑)。聞きたい事は聞いて下さい。保育園としては、あまり気負わず気楽な気持ちでいらして欲しいです」と、よしこ先生ニッコリ笑顔。

え~、無いんだ~(T_T)。コラム終わっちゃうじゃないですかっ!!
と思ったら、話しには続きがありました!(ホッ)

「まあ、でも、一人のお子さんの面談時間には限りがありますから、遅れたりするとその分時間が短くなってしまうことがあります。ですから、時間には遅れないようにいらして欲しいですね」。

ふむふむ、なるほど。
1人のお子さんに対しての面談時間は、だいたい15分程度(園によって異なると思いますが)。1日に何人かを予定として組みますから、時間を押すというのはちょっと難しいですね。

「面談の目的は、双方で知りたい事を教え合う、というのが基本だと思います。ですから、聞きたい事は聞いて下さい。心配なことは言って下さい。『連絡帳に書こうと思ってもニュアンスが伝わらず、書くのが難しい』とか、『登園やお迎えの時は先生が忙しそうで気後れして聞きにくい』というような事、ありませんか?そういう事を含め、お互いに理解を深め合うのが面談だと思います」、とよしこ先生。

そうですね、連絡帳に書こうと思っても書けないこと、ありますね。

表現が難しくてどうも書きにくいこと。
疲れちゃって頭が回らず表現しにくいこと。
文章を書くのが苦手。

そして、先生も自分自身も、朝や夕方はバタバタしているし、保育をしている先生方には話しかけにくい。

よしこ先生は、こんなふうにも話していました。
「先生としても聞きたい事は沢山あるんです。保育士は全体の子どものプロですが、そのお子さんの専門家は親御さんです。ですから、その専門家にお子さんについて聞きたいと思っています」。

家庭でしか見せない子どもの様子。
これまでの子どもの様子。
お母さんだから、お父さんだからこそ感じる変化や成長。

面談って、保育園での子どもの様子を聞いたり、知ったりするだけの時間ではないんですね。

何を聞いて、何を話そう・・・?
少しは事前に考えておいた方が良さそうだな。
そう言えば、去年、一昨年と、我が家の双子が通う保育園から、「聞きたい事がありましたらお知らせ下さい」と事前にアンケートみたいなものをもらったなぁ。

よしこ先生、少しは聞きたい事を整理しておいた方が良いですか?

「そうですね。面談時間には限りがありますから、ひとつの話題で全ての時間が終わってしまうのは、ちょっと勿体ない気がします。ですから、出来るだけスムーズにお話しが出来るように、ある程度は聞きたい事をまとめておくと有効に時間を使えるのではないでしょうか。ただ、尋ねられたこと全てについてその場で答えられる訳ではないので、その場で全てを解決したり、答えを得たりすることが出来る訳では無いことは、ご理解いただきたいです」。

そりゃ、そうだ。(^_^;)
我が家の双子の園のように、事前に聞きたいことを聞かれる場合は、その時点できちんと伝えておくと良いのかも知れませんね。
でも、それを書くのもちょっと難しいかなぁ・・・、なんて(笑)。

今回よしこ先生に「面談」について相談してみて、「面談は、園と家庭の絆を深める時間」と捉えれば良いのかな、と思いました。
我が家は双子ですから二人分の時間がありますが、なるべくバランス良く時間を使いたいものです。
また、昨年までは事前のアンケートをうまく活用出来ていなかったように感じます(大雑把な事しか書かなかったような気がする)ので、双子の個性もはっきりと出てきて、心配事もそれぞれに変わってきた今、もう少しこの面談の時間を有効に使えるようにしたいと思いました。

子どもたちは保育園ライフを、そして私は子育てを今以上に楽しめるように。(*^_^*)
よしこ先生、有り難うございました!

2017-06-07 | Posted in 親と子どものエトセトラNo Comments »