よしこ先生のここだけの話
スマイルシップ
とこちゃん保育園には、年中長さん(4~5歳児)のお兄さんお姉さんがいます。
新設園なので4名しかいませんが、いつも年下のみんなをかわいがってくれて
みんなができないことをやってくれるので、お兄さんお姉さんはみんなの憧れであり誇りです。
そんな4名は運動機能もぐんぐん成長しているので、10月から新たな活動を導入しました!
題して『スマイルシップ』
平たく言うと体操の時間(月1回)です。
ねらいは大きく3つ。
①身体体力:活動時間を増やし、身体を大きく動かすことを意識して柔軟性を養う
②精神体力:様々な難度のメニューに取り組み、挑戦力や行動力を養う
③知的体力:ゲーム性のあるメニューを取り入れ、予測力や判断力を養う
具体的には、柔軟に始まり、鉄棒(前回り・逆上がり)、マット運動(前転・後転)縄跳び(両足跳び・大縄跳び)等に取り組みます。
講師は我らが愛美先生!
おだんご保育園所属の保育士ですが、過去には幼児スイミングコーチや幼児体操教室の講師をしていた専門家です。
ところで、なぜスマイルシップかと言うと・・
「スマイルシップスポーツプログラム」の考え方を基本としていくためです。
まだあまり馴染みがないプログラムなのでここで背景等をご紹介します。
(渋谷スポーツ共育プラザ&ラボ “すぽっと”様ホームページより引用)
■ねらい(達成により得られること)
考(スポーツで考え、学ぶ)、楽(成長を楽しむ)、伝(伝える力)を伸ばす
考:やり方ではなく「考え方」を学ぶ力
楽:挑戦し、成長することを「楽しむ」力
伝:自分の考えを自分の言葉で「伝える」力
■目的(達成すべきこと)
身体体力、精神体力、知的体力を養うことによって人間力を育む
こどもと指導者が共に成長する
こどもの一番を見つける
プログラムをツールとしてこどもの一番を引き出す
■概要
1人1人が高い人間力を兼ね備え、自分と向き合い 真の自分を知り、「自分らしく」生きるために個と自身、個と家族、個と社会との関係を見据えながら 科学的かつ学際的に、研究開発された教育プログラム
元プロテニスプレーヤー杉山愛選手の母でありコーチであり、数々のスポーツ選手を成功に導いてきた杉山芙沙子が代表を務める次世代SMILE協会主催の注目の民間資格講座 杉山芙沙子がトップアスリート育成のために実践してきた指導法や数々の研究を通して作り出されたプログラムであり、こどもと接するすべての人に対して、子どもを導くスペシャリストとなっていただくためのプログラム
トップアスリートたち(宮里藍、錦織圭、石川遼、杉山愛)から学んだ最も大切なことである、「人は誰でもスキル(勉強、仕事、などのスキル)だけを磨いても成長は限られており、人としての成長を掛け合わせてこそ、生涯成長できるのだ」という考えのもと、数々の研究を通して創り出されたプログラム
愛美先生、言いました。
「スマイルシップは、もしうまくできないことがあってもニコニコスマイルだよ♪」
そのとおりです♪
上記のとおり、スマイルシッププログラムはうまくできることが目的なのではありません。
素直なとこちゃんっこたちはすぐに実践♪キャハハハ!!
少人数なので一人ひとり丁寧に教えてくれます。
一人が転びました。
すると、すかさず愛美先生「手をついて上手に転べたね」
転んでも誉めてくれます。まさにこのプログラムの「考え方」を教えてくれました。
前転に挑戦!
スポーツって楽しいな♪
そう感じてほしい。そう感じたまま小学生になってほしい。
子どもたちの輝く笑顔を見て、改めて感じました。
来月も笑顔いっぱいのスマイルシップになりますように☆