とこちゃん日記
つながる!家庭ととこちゃん。
とこちゃんWEB担当、浅野です。
6月に入り、4月からとこちゃんの仲間入りをした子ども達も、そして、子どもと離れて過ごすことになった親御さん達も、それぞれの環境に慣れてきた頃ではないでしょうか?
子ども達は、きっと時間なんて気にせずに楽しく過ごしていると思いまが、親の側は、常に子どものこと、気になりますよね。
ワタクシ浅野もいつもふとした瞬間に双子の姿を思い浮かべています。
「そろそろ朝のおやつだ、何食べてるんだろ?」、「そろそろお昼ご飯だ、ちゃんと食べてるかな」、「男児は寝起きが悪いけど、起きられただろうか?」
そして、あっと言う間にお迎えの時間がやってきて、バタバタと迎えに行くのです。
そんなパパ、ママと「とこちゃん」をつなげているのが、この「連絡ノート」です。
※4歳以上は連絡帳になります。
用紙の大きさは、B5サイズ。
写真は、記入例として保護者にお渡ししているものをよしこ先生からお借りしたものです。
用紙左側には時間軸があり、登園後、とこちゃんでどのように過ごしたのか、保育士が記入します。
そして、帰宅から起床までの時間軸には、パパ、ママが家庭での様子を記入します。
用紙右上には家庭から保育園への連絡事項や家庭での様子、体温、体調、もし、薬などを服用している場合は、その旨を記入します。
用紙右下には、とこちゃんでの様子を体調、食事量、連絡事項やお願いを含め、保育士が記入します。
この連絡ノートで保育士は、家庭での様子を確認し、「起床時間がずいぶん早かったみたい、お昼ご飯中に眠くなるかも・・・?」とか、「鼻づまりで寝苦しかったんだな、お昼寝の時も気をつけておこう」など、日中の保育につなげます。
パパやママは保育園でお子さんがどのように過ごしたのか、日中の様子を知ることが出来ます。
「何て歌っているのか分からないけど、ずいぶん機嫌良く歌っている・・・。とこちゃんで歌った歌なのかな」とか、「スープをおかわりしたって書いてあるけど、何スープかな?」など。
とこちゃんの連絡ノートは先生たちからの愛情表現のひとつでもあります。 ひとりひとり丁寧に、いつかお子さまが成長したときに 読み返してくれたらいいなという思いも込めながら日々記しています。 また、連絡ノートは担任のみならず、いろいろな職員が様々な角度から記録しています。 お子さまの可能性を最大限引き出せるようにするためです。 実際に保護者の皆さまより「日々の連絡ノートを読むのが楽しみです」。 というお声を頂いています。
これは、このホームページの「とこちゃんの特徴」で紹介している連絡ノートに関する記載です。
この連絡ノートは、家庭での「?」や保育士の「?」を「そうか!」につなげる架け橋のひとつ。
取材でとこちゃんにお邪魔するたび、先生方が一人一人の姿を思い浮かべながら、このノートを記入している姿を見ていると、「子ども達、幸せだな」、と思います。
この連絡ノートの24時間時間軸を見ていて、家庭は家庭、保育園は保育園、と別々のものではないんだな、と改めて思いました。家庭と保育園は、過ごす場所や一緒に過ごす人こそ違えども、つながっている。
家庭も保育園も同じ道上にあるもので、保育園だけが別線だったり、ぷかぷかと浮かんでいるような異空間だったりするわけではないのですね。
因みに、我が双子の通う保育園では、2歳児クラス以上は、こうした連絡ノートがありません。
まだ双子が1歳で、一時保育を利用していた頃には、ここまでではないにしろ、連絡ノートがあり、読むのが楽しみでした。
とこちゃん子が羨ましい。
そんな浅野でした。