とこちゃん日記
リトミックでお~ば~け~!!
とこちゃんWEB担当、浅野です。
いやー、本当に暑い。体調などくずしていらっしゃいませんか?
子ども達も暑いはずなのに、何故、こんなに元気なのでしょうか?体力の違い??
今日は、大野佳代先生のリトミック。
お部屋の中で音とリズムの世界を楽しみます。
まずは、バナナさんたちの手遊び歌から。
「とんとんとんとんひげじいさん」で遊びます。
最近は、「とんとんとんとんアンパンマン」で覚えている子ども達が多いようですが、
佳代先生の「とんとんとんとんひげじいさん」は・・・、
「とんとんとんとん、ひげじいさん」おひげが・・・
「バリッ」折れちゃった。
「とんとんとんとん、こぶじいさん」こぶが・・・
「ボロボロッ」落ちた!
「とんとんとんとん、てんぐさん」高い鼻が・・・
「ポキッ」
「キャハハーーーーーーーーーーーーーーーっ」と子ども達。
「バリッ、ボロボロッ、ポキッ」の擬音語にキャキャキャと盛り上がりました。
続いて、「やまびこごっこ」の歌を一緒に歌います。
そして、リズム遊び。
手をたたきながら足踏み!佳代先生のかけごえで、頭をさわったり、おへそをさわったり、肩をさわったり。
周りがでこぼこになっている紙皿と、手でぽきっと折れるくらい柔らかいスティック。
でこぼこをグリグリすると、ザラザラと音がして、手に振動が伝わります。
真ん中をトントンたたくと、太鼓みたい。
先生のピアノの弾む音の時には、太鼓のようにたたき、グリグリ~の流れるような音の時には、でこぼこをグリグリします。
みんな、楽しそう!
最初に先生と楽しんだ、「ひげじいさん」のリズムに合わせてトントン、グリグリ。
こんなものでも子ども達にとっては、十分楽しいおもちゃになってしまうのですね。
続いては・・・
みんなの大好きな、ふわふわの綺麗な布で、お~ば~け~!
それにしても、まあ、かわいいお化けだこと!恐怖感0%。
「一緒にあ~そ~ぼ~」ってお化けがやって来たよ~、と佳代先生。
ドロドロドロ~、とピアノでちょっとこわ~いメロディ。
「お化けと一緒に遊ぼう!」
「さあ、今度はリズムが変わったよ!」
低くて弾む音。
「なんの音ーーー?」とみんな。
「どしーん、どしーん」ぞうさんのお散歩だよ!
ポロン、ポロンとちょっと高くて弾む音。
「なんの音ーーー?」
「ピョン、ピョン」うさぎさんが跳ねてる音だよ!
ぞうになったり、うさぎになったり、ねずみになったり。
リズムに合わせて体をいっぱい動かして楽しみました。
続いて、ほし組さんたち。
さすが、お兄さん、お姉さん。
ぴしっと座っています。
まずは先生からクイズ。
「暗いところに住んでいます」。
「カブト虫?!」(確かに!笑)
「消えたり、出てきたり出来ます」。
「ほたる!」(確かに!良く知ってるねー)
「だいたいの人が、それを見ると、恐がります」。
「おばけ!」
今日出てくるお化けが住んでいるところは、古ーい、古ーい、お城。
今は誰も住んでいないところ。
真っ暗の中を探検するから・・・
目をつぶって、真っ暗にして、はいはいで探検!
「ゆっくり、ゆっくり進めば、コチンとなっても痛くないから大丈夫だよ。でも、もしかしたら目をつぶっていてもお友達が前から来ているのが分かるかも知れない。そしたら、そおっとよけることも出来るよ」と佳代先生。
ピアノの「ぽろろーん、どろろーん」の音に合わせてゆっくり、ゆっくり進みます。
今度は反対を向いて、反対へ。ポロポロポロロロ~ンの音で、ターン!
「さあ、今度は、先生がいいよ!って言うまで床にうつぶせてね・・・」
みんなの上には、フワフワ、綺麗な布が!
「うわあ!!」
「みんなが探検に来てくれたから、おばけがおばけになれるアイテムをプレゼントしてくれたね~」
「おばけは、ふわっと消えることが出来るから、音に合わせて、小さくなって隠れてね~」
「うわ~、みんな上手!」
そしたら、「おばけなんて怖くないよ!っていう元気な人が来たよ。スカーフを隠して元気に進もう(音は、インディジョーンズのテーマ)」!
おやおや、急に、ドロドローのメロディ。
「スカーフを出しておばけになるよー!」
探検隊とおばけを繰り返して、「キャハハーーーー」!
続いて、ゴムに鈴をつけた楽器でリズムを楽しみます。
「今日の呪文は・・・」
「お・ば・け・こわくない!」
「お・ば・け、トン、こわくない、トン」をしよう!
「トンで足をならすよ!」
ピアノのリズムは、インディジョーンズのテーマ。
とこ探検隊は、元気に進みます。
するとリズムがドロドロ~、のリズムに。
そしたら、「お・ば・け、トン、こわくない、トン」の呪文でお化けを退治!
最後は、もっと、もっと、強いお化けが来ても大丈夫なように、呪文を変えます。
「きーえろ、きーえろ、チチンプイ!トン!」
「おばけ、まだ元気みたい!もう一回!」
「きーえろ、きーえろ、チチンプイ!」
お化けのリズム、ドロドロー、とピアノの音が変わると、「キャーーーーーーッ」と言いながら逃げ回る子ども達でした。
子ども達の才能や感覚には、毎回本当に驚かされます。
そして、クイズの回答にも(笑)。
佳代先生のピアノのメロディに合わせて、元気にあるいたり、そおっと歩いたり。
それに、目をつぶってはいはいしても「ゴツン」となった子どもは居ませんでした。
ただ、楽しい。
とにかく、楽しい。
全てはこの気持ちにあるのだろう、と思いながら・・・。
双子が居たら、ものすごく楽しい顔をしただろうな、と思わずにはいられない浅野でした。
今日のとこちゃん子達は、「おばけ」を楽しみましたが、少しは涼しくなったのかな?
ところで、夏に怪談話を聞くと、本当に涼しくなるのでしょうか?
「KAOのマイカジスタイル」というサイトにあったのですが、
あるテレビ番組で実証実験をしたことがあり、寄席で”怪談話を聞かせるグループ”、”通常のお題目を聞かせるグループ”の2つに分けて、体感温度と皮膚表面温度を比較したそうです。
室温は一定だったのにもかかわらず、”怪談話を聞かせたグループ”の平均体感温度は下がっていき、両グループの差は4度以上と言う結果になったそうです。
夏に怪談話を聞くようになったのは、江戸時代からと言われていますが、昔の人は感覚で涼を取る工夫をしていたのですね・・・。