よしこ先生のここだけの話

子どもの遊び

1歳のぼくは、このテープをつけたりとったりするのに夢中です。

素晴らしい集中力で、指先の力加減を考えながら、もしかすると、マジックテープの原理を考えながらかなと思えるほど真剣に取り組んでいます。

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子どもの遊びには、このように何かを発見したり考えたり挑戦したり失敗したり、あらゆる育ちの要素が満載です。

ぼくは、お散歩のときに乗るベビーカーのベルトを自分でつけることも楽しみのひとつになっているそうです。

その思いを、担任保育士はしっかり受け止め、自分でつけられるようさりげなく援助し、見守っていました。

それらの経験の積み重ねにより、達成感や充実感を得られたぼくはまた新たな遊びを見つけ、発見したり考えたり挑戦したり失敗したりを繰り返しています。

 

こちらは2歳児バナナガールズの様子。

(バナナ組の女の子たちを通称「バナナガールズ♡」と呼んでいるベビールームです♡)

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1枚の布におままごとの食べ物を包んで「おべんとう」をつくっています。

これは、おいもほり&みかん狩りの直後の遊びの様子です。

そう、おいもほりやみかん狩りで食べた「おべんとう」の楽しかった経験を遊びにつなげているのです。

おうちの人がつくってくれた愛情弁当は、こうして子どもたちの心に息づいています。

 

子どもは毎日いろいろなことを考え、遊んでいます。

我々保育士は、常に子どもの側にたち、一人ひとりの思いを汲んでできる限りの援助・支援・環境構成をします。

何十年子どもたちを見つめていても、時代が変わっても、子どもの遊びの奥深さは感激・感動の連続です。

さぁ、今日はどんな遊びが展開されるかな♪

3園をまわって、子どもの遊ぶ姿を見ては感動することが、今の私の生きがい(#^^#)

来春はそれが4園になると思うとワクワクしています☆