ときどきとこちゃん
「何歳の時の自分が好き?」
とこちゃんWEB担当、浅野です。
唐突ですが、質問です。
もし、「何歳の時の自分が好き?」と問われたら、あなたは「何歳」と答えますか?
天気の良い日に公園でシャボン玉をして
じっくり座ってお砂遊びを楽しんで
大好きな人に寄り添ってもらい
とことこ歩いたり、地べたにペタンと座ったり
それだけで嬉しくて、夢中になれる。
大人になると、多くの人には写真のようなとこちゃん子の年齢の頃の鮮明な記憶はないのでは、と思います。
残念ながら、私にはありません。
でも、もし、記憶が残っていたのなら、「何歳の時の自分が好き?」という質問に対して、
とこちゃん子の年齢、0歳、1歳、2歳、3歳、と答えるかも知れない。
とこちゃん子達の遊びの姿を見ていると、そう思うのです。
そして、そんなことを書きながら、思い出した一節があります。
「何かを覚えることは、何かを得るということだろうか 違う。覚えることは、覚えて得るものよりも、もっとずっと多くのものを失うことだ(長田 弘)」。
とこちゃん子達の姿を見ていると、この一節の意味が分かるような気がします。
知らないことばかりの世界は、何もかもが新発見です。
「おばちゃん、時々来るよね?」とでも言いたいのでしょうか?
この瞳の持ち主よりも、何十倍も大人な私は、こんな瞳で誰かを見つめることは、もう出来ません。
かわいい(*^_^*)
時間があることを覚え、大人になった私たちは、どうしてもそれに追われてしまうことがある。
文字を覚え、そこから内容が理解が出来るようになると、体験せずとも理解したつもりになってしまうことがある。
だからと言って、覚えなくても良いとか、覚えることが悪い、と言うわけではなく、覚えて得るものも多いと私は思います。
大切なのは、様々なことを覚える前に、もしくは覚えながら、どれだけ目の前の事を楽しめるかだと思うのです。
思いっきり楽しむことが出来た潜在的な記憶は、大人になっても、時間を忘れて楽しむチカラになり、体験する楽しさを呼び起こしてくれると思います。
みんな!いっぱい楽しんでね!