わくわくキッズ(現在は行っていません)

音はブルブル・・・

※現在「わくわくキッズ」は行っていません

とこちゃんWeb担当、浅野です。
早いもので今年も残すところあと・・・3ヶ月ほど!
本当に早い!!時は、音速以上の速さで進むーーー!?

9月5日(土)のわくわくキッズは、大野佳代先生の「音であそぼう」。
佳代先生は、とこちゃんの特別カリキュラムの一つ、「リトミック」の先生。
とこちゃん子達にとってはお馴染みの先生ですが、今回は、リトミックではなく、「音」について遊びながら教えてもらいます。

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なんと、今日、主に教えてもらったのは音の伝わり方!
まずは、自分の喉で、音のブルブルを体感します。

①手を自分の喉に当てる
②声を出さずに、「ハーーー」と息だけを出す(ブルブルしない)
③声を「アーーー」と出してみる(喉がブルブルする!)
(分かっちゃいるけど、面白い!!)

そして、絵を使って音がどんなふうに耳に届けられるのか・・・
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耳と音源の間にあるのは・・・?
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佳代先生、つかまえた!
なーんだ?
「空気ーーーーっ!」

(そうか、ああやって袋に空気を入れると、子ども達に分かりやすいんだ!と浅野、感心。)

この、空気があることでブルブルと振動して、音が耳に届くんだよね。

今度は、ストローの笛を使って、音のブルブルを手で体感します。
色の違うストローが2本。
1本は音の出ないストロー笛。もう一本は「ブー、ブー、」と音が鳴ります。
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先生、一人一人丁寧に音を出してくれます。
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(ブルブル初体験?)
佳代先生、お疲れさまです(スゴイ肺活量!?)

続いて、こんな方法で。
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この音、大好き!グラスハープです。

こちらも一人ずつ体感します。
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力加減が難しいので、小さい子どもには無理なのでは・・・なんて思っておりましたが、そこは佳代先生の魔法か、子ども達の「音鳴らしたい!」パワーか・・・。
2歳半の我が家の双子もグラスハープ初体験。フワーン、ホワーン、ホイーン、ととこちゃん保育園に素敵な音が奏でられました。

みんなの顔、わくわくしてる!!

それから、色んなものをたたいたり、吹いたりして、たくさんの音を聞き、体感しました。

①缶をたたいてみる(たたく場所を変えたり、フタを開けたり閉じたりして、音の違いを体感)
②ボトルの口を吹いて音を鳴らす、ビン笛の音
③人間の声で色々な音を模写するボイスパーカッション
④「おはよう」の言い方を変えてみる(悲しそうに、親しい人に言うように、みんなに聞こえるように)

そして、「この音なんだ?」クイズ!
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木琴(マリンバ)、バイオリン、ギター、サックス(サクソフォーンと正式名も教わりました)、フルート、などの楽器の音を聞いて、何の音か当てっこします。
CDから流れてくる音を聞いて、さて、どーれだ??

みんな、楽器の音と名前を良く知っている!

さあ、そしてお楽しみの工作!今日は、「糸電話」を作ります。

「あーーーって言うと聞こえるんだよ!」
と、とこちゃん子達、よく知っています。

でも・・・

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こんなのとか・・・、

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こんなのとかだったら・・・?
このバネ電話に「わーーーー、スゴイ!」といち早く声を上げたのは、よしこ先生!
でも、わかる、その気持ち!
だって、「ビヨーン、ビヨーン、ビョンビョン」と、とっても面白い音がするんですもの!

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みんなで順番に、糸電話、風船電話、バネ電話を体感しました。

さあ、作るぞーーー!
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みんなの糸電話、出来ました!

さて、今回の「音であそぼう」の取材していて、改めて思ったことがあります。
それは、

子どもという生き物は、
一生懸命、
分かるように伝えれば、
その年齢で分かる範囲で、ちゃんとそのことを理解するんだなあ、と言うこと。

その「理解しよう」とする力は、わくわくしながら、グングン伸びているのだなあ、と感じました。
音のブルブルを体感した時の子ども達の顔は、もう、言葉でどう表現したら良いのか分からないほどの表情。
「なんじゃこりゃ?」と言うような、「おわわわわ!」と言うような、「ウハハハハ」と言うような、「へぇ!」と言うような・・・。

「こんな小さな子どもに説明しても分からない」、とか、「まだ小さいから出来ないだろう」、は大人の勝手な判断。

勿論、0歳~1歳頃の赤ちゃんには出来ない事の方が多いですし、危険な事をやらせることは出来ません。
でも、そこから日々成長している子ども達は、どんどん手先が器用になり、体も上手に動かせるようになり、理解力も高まっている。2歳を過ぎると、本当に色々な事が出来るようになります。
でも、親は、いつまでも子どもが赤ちゃんのように思えてしまい、「まだ早い」と思ってしまいがち。
そこをしっかりとした眼差しで見つめ、「出来る、分かる」と判断してくれるのが、佳代先生のようなプロであり、保育のプロである、保育士の先生方なんでしょうね。

保育園の製作物を見て、「ええっ、こんなの作ったの!?」と驚くこと、ありませんか?

私は、よく驚いています(笑)。(^_^;)
そして、そのたびに、「よし、家でもこれくらい出来るな」、と判断したりしています。

親ではない、第三者の目。
素晴らしいですね。有り難い!

保育園に通っていないお子さんでも、地域の子育てセンターなどに出掛ければ、長年子ども達と関わってきたプロの眼差しを受けられるはずですよ。
保育園の開放保育などもオススメです。
私の住むエリアの子育てセンターでは、製作なども時折行っていて、季節ごとに色々なものを作りました。
そこでの関わりは、日頃の子育てに大いに役立ちましたし、双子と、そして私自身の力になりました。
保育園に通う前の双子は、こうした子育てセンターに週2~3日ペースで通っていました(^_^;)よ。

佳代先生、今回もありがとうございました。

佳代先生が、「人間の声ってスゴイよね!」と子ども達に言っていたことがとっても印象的で、
「声で伝える」ことの素晴らしさを、じんわりと日々感じている浅野です。