とこちゃん日記
「書き初め」
とこちゃんWEB担当、浅野です。
2017年がスタートし、あっという間に1月も半ばを過ぎました。いかがお過ごしですか?
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
とこちゃん子たちの2017年、最初の行事は、「書き初め」。
新年の抱負や目標をしたためる書き初めは、「吉書」ともいい、年神様のいる恵方に向かって祝賀や詩歌を書いたことに由来しているそうです。
子どもたちは、どんな思いで筆を持ったのでしょうか??
「これ、なにかちら?」
「まさか、わたちたちまで?」
この力強さ、自由さ。
今だからこその力作です。
この姿勢、この瞳を見ていると、書き初めの意味をきちんと理解しているように感じます。
このくらいの年齢(2歳児クラス)になってくると、一人で筆を持ち、半紙を押さえて書けるんですね!すごい、すごい。
いかがでしたか?
一人で座って書いている子どもたちは、ほとんど皆、正座をして書いていました。
もちろん、書き初めをする前に、
「書き初めってなに?」
「これは何でしょう?」と筆や半紙、墨汁といった道具のこともお勉強。
「ふで!!」
「はんし!!」
と答える子どもたちに、驚いた浅野でした。
数年もすると、「ゆめ」、「ゆき」、などひらがなで書き初めを書き、
すぐに、「初夢」、「友達」、「初春」などと書くようになります。
更に、半紙も書き初め半紙になり、「正しい心」とか、「生きる力」とか書くようになるんですよね・・・。
こうなると、「もうちょっと、キレイに書きなさいよ!」とか、「バランスが・・・」とか、
口出しをしたくなってしまいそう。
今、この年齢の作品だからこそ、そのまんまを「すごいね!」と喜べる・・・、そんな気がします。
皆の書き初めから、輝ける未来と、強い力をもらいました。
ありがとう!!
では、最後におまけ。
書き初めについてお勉強して、最初に筆を持ったのは、この方!
「じゃあ、先生、お手本ね!」と言われて書いたのは・・・?
「楽」
「ええっ、ええーーーっ!!」と言いながらの一枚でした。