特別カリキュラム
音とリズムのあふれる世界
とこちゃんWEB担当、浅野です。
今回のご報告は、とこちゃんの特別カリキュラムとして長く行っている、「リトミック」です。
リトミック担当は、笑顔のかわいい大野佳代先生。
まずは、バナナ組さんたちのリトミック。
ふわふわやさしいカラフルな布を使って行います。
先生のピアノ演奏に合わせて、変身!こわーいメロディの時(マイナー系の音)にはおばけに・・・。
やさしくかわいいメロディの時には、お花に・・・。
「本物の天使だわ・・・かわいい・・・。」(by浅野)
小さな子ども達も、音の出す雰囲気をちゃんと聞き分けているのは、「すごいな」、と感じました。
終わった後は、みんなでちゃんと布のお片づけもしていましたよ。
大きいお兄さん、お姉さん(ほし組さん)たちのリトミックでは、リズムに合わせてケーキを作りました。
「リズムに合わせて」と言うより、料理も、言葉も、何でも、リズムなんだ!と体感出来る内容でした。
トントントン、パカっと卵を割って、シャカシャカシャカシャカ、と混ぜたり・・・
材料をケーキの型に流し込んだり。
※シャカシャカは、片方の手(利き手)ばかりではなく、両方の手で順番にやりました。
イチゴをデコレーションしたり、オーブンに入れたり。
これを、ピアノ演奏に合わせて行います。リズムと音があると、とっても楽しい雰囲気になるんですね。
子ども達、とっても楽しそう。
更に、ゲームのようにリズムを楽しみます。
先生がピアノで、「シャカシャカシャカシャカ」のリズムを演奏したら、集まれー!
そして、「シャカシャカー♪」。
そして、シャカシャカのリズムや、いちごをデコレーションする時のリズム、材料を型に流し込むリズムを手拍子でやってみます。
シャカシャカは八分音符。イチゴをデコレーションする、ポン、ポンは四分音符。材料を流し込むドローは、全音符。耳で聞き、体を動かし、リズムをたたき、口ずさみ、リズムを体で感じていきます。
どんな言葉もリズムで表現出来る??
出来ちゃうんです。
「よーぐると」は「タン、タタ、タン」。「あいすくりーむ」は「タタタタ、タン、タン」。
子ども達、手をたたき、口ずさみ、夢中で楽しんでいました。
色々な言葉をリズムにしてみるのは、おうちでも出来そう。
車移動の時など、お子さんと一緒にやってみると移動時間が楽しくなりそうです(運転者は運転に集中してくださいね)。
最後に、大野先生にリトミックって何なのか、聞いてみました。
今となっては子どもが一番最初にする習い事、乳幼児教育の基本のようになっているリトミックですが、もともとは音楽大学で勉強している大学生がリズム感を養うために、頭で考えるのではなく、体で感じた方が分かりやすいだろうと考案されたものなんだそうです。そこから、これはお年寄りや子どもにもいいのでは、と今のように子どもが楽しむことが増えていったそうです。
リズムを体で表したり、感情を体で表したり。音楽を聴きながら、決まった動きをするのではなく、自由に自分なりの動きを楽しむ。
大野先生は、楽しみながら音楽に親しむことが出来るように、ゲーム感覚を取り入れながら、時にはリズムを止めたりして、集中できるように工夫をしているそうです。
子ども達、いつまでも(お昼寝前まで)「あいすくりーむ」と手をたたき、「ちがうよー」なんて言いながら楽しんでいました。
大野先生、どうもありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!