とこメシ
食べて、寝て。
とこちゃんWEB担当、浅野です。
小雨をなんとか避けながら、大和警察署での社会見学を終えた、とこちゃん子たち。
お出掛けすると・・・いつも以上にお腹が空きます。
【お献立】
ごはん(麦入り)/鮭/しらあえ/みそ汁
とこちゃん子たちも(私も)大好きな、「ザ・和食」な感じのメニュー。
美味しそう。
いつも思いますが、いいもの食べてますよね~。
この日は慣れない場所へのお出掛けだったので、少し疲れたのか・・・。
お先に・・・ZZZZ・・・。
さて、家庭での食事、時間はどれくらいかかっているでしょうか?
お子さんの人数、年齢、食事内容、状況によって違うと思いますが、忙しい毎日の中で生活リズムを考えると、あんまり食事に時間がかかりすぎるのも困りますよね。
とこちゃんでお昼ご飯の取材をしていると、だいたい全員の子供が食事を終えるのにかかっている時間は、30分~40分程度という感じです。
「え!そんな短時間で食べられるの?」と思いますか?
しかし、遠い記憶をさかのぼってみて下さい。
あなたが小学生だった頃、お昼の時間、何分くらいでしたか?
配膳の時間をのぞくと、20分程度だったのではないでしょうか?
調べたところ、小学校での平均的な昼食の時間は20分。
保育園、幼稚園を卒園したら、子ども達はだいたい20分以内で昼食を終えることが求められるのです(入学したばかりの時期は、どの学校でも様々な工夫で配慮はしているようですが)。
そこでとこちゃんでも、卒園時期が近づいているお兄さん・お姉さん達は、小学校の時間に合わせて食べ終えられるように、一時期、時間を決めて食べていたりしたそうです。
今はもう、すっかりそれに慣れてしまったとのこと。
しかし、家庭では、「しっかり食べて欲しい」という気持ちから;
①子供が「もう食事に気持ちが向かっていないな」と分かっていても、なんとなく食べさせようとしてしまったり
②「少し遊んだらまた食べるかも・・・」と遊びながら食べることを許してしまったり
③期待を持って多めにお皿に盛りつけたり
していませんか?
よしこ先生に聞いたところ、もし、食事に1時間かかっているとしたら、それは時間のかけすぎ、とのこと。
また、遊びながら食べることを許してしまったり、多めに盛りつけて残すことを繰りすと、間違ったメッセージを送ることになりかねないとのことでした。
そう。
「遊びながら食べてもいいんだ!」
「残してもいいんだ!」
です。
「そんなのイヤーーーー!」(by浅野)
ということで、現在我が家では、よしこ先生のアドバイスを元に、こんなふうに食事をしています。
①まず、明かに食事に飽きてきている、もしくは、集中出来なくなってきていたら、
「遊ぶなら、もうごちそう様しまーーす。ご飯はおしまーーい!食べるなら、食べる!食べないなら、片づけまーす!」という感じで声を掛け、「食べるっ!!」と食べ始めたら、しばらく見守ります。
そして、「もう、食べないな」と分かったり、「もう、いらない」となったら、潔く「ごちそうさま」します。
(味わってゆっくり食べているのなら別ですが、食事に時間がかかりすぎている、と感じる時も「ごちそうさま」しちゃいます)。
②おかずも、ご飯も、「少し少ないかな」、と思えるくらいを盛りつけて、「おかわりあるよーーー!」と声をかけておきます。おかずは大皿にのせて、真ん中に置くなりして、「おかわりいる?」と声を掛け、食べるようにしています。
このやり方で、「せっせと食べないと、お母さん、ごはん片づけちゃう」&「残さずペロリと食べると気持ちいい」を植え付けている(つもりです)(笑)。
この二つの中でも、「おかわり作戦」が我が家ではとても効果がありまして。
双子だから競争心があるのか、我も、我も、と食べるようになりました。また、父、母も同じ大皿から取って食べるので、あっと言う間におかずが無くなります。ですから、「どんどん食べるぞー!」という気持ちになっているようです。そして、完食したお皿を見て、満足そうにしています。
時に、「ママどうぞ」や、「パパ、食べて」など声をかけてくれるようになりました。
また、食事に集中できない原因として、「テレビがついている」や「おもちゃが見えるところに出ている」などがよく上げられますよね。
家庭だと、「早く食べさせて、○時までに寝て欲しい」という気持ちが先行して、中途半端におもちゃを出しっぱなしで食事を食べ始めたりしがちですが、保育園などでは、何か他の事をする時におもちゃが出しっぱなし、はあり得ません。
①おもちゃを出しっぱなしで食事開始→集中できずだらだら食べる
②おもちゃを片づけてから食事開始→集中してさっさと食べる
はきっと、同じくらいの時間になるのではないでしょうか?
だったら、②の方がいい、と私は思います。
また、食事が残ってしまうと作り手としては残念ですよね。ですから、お残しが多かった日は、切り方、味付けを考えたり、「空腹ではなかったのかも」と原因を考えたりしています。
それから、「体調が悪い」、などのサインである場合もあるので、そこは見逃さないようにしなければ、と思っています。
食事は毎日のこと。
健康を考えると、しっかり三食もりもり食べて欲しいものですが・・・、
大人にも食べたくない日がありますし、その一食が全てを左右する訳ではありません。
「ばっかり」が続くのは困りますが、時には、「まあ、仕方ない」と考えることも必要ではないかな、と思っています。