とこちゃん日記

パズル遊び

とこちゃんWEB担当、浅野です。
外遊びに出掛けるのが大好きなとこちゃん子たち。
そうなると、ご紹介するのも自然と外遊びの元気な様子が多くなります。

でも、時には室内の様子も見てみたいですよね。

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今日は、パズルで遊びます。

パズルにも色々なものがありますが、子どもたち、それぞれに好きなものを前に真剣な顔!
かわいい♪

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「これやりたい!」
「わたしも!」

となってしまった時には、先生が上手に子どもたちの思いを相手に伝えつつ、双方に満足がいくようにその場をおさめます。
さすがですよね~。

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カタチを楽しむボク。
そうだね、そんなカタチだね。

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先生達、やり方をわざわざ教えるようなことはありません。
一緒にやったり、聞かれたらその求めに応じたり。

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自由にパズルを楽しんでいます。

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この感じが何とも言えず、かわいいですね。

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まるで、「よし、出来た」とでも言っているよう(*^_^*)。

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それぞれが、自由にのんびりとパズルの時間を楽しみました。

さて、このパズルの記事を書きながら、ある本に書かれていたことを思い出しました。

子どもの育ちに関する本だったのですが、「先回り育児」について触れている項があったのです。
この本では、日本の育児の一つの特徴として、「先回りする」ことをあげていました。
日本では、「言わなくてもわかる」関係がよしとされ、親子の関係、特に子を育てる母と子の関係でこれが強い傾向があるのだそうです。
「察し」を重んずる日本の人間関係があってこその特徴で、この「察し」は乳幼児を育てるうえで、必要ですし、素晴らしい才能でもあります。

しかし、この「先回り」は、「子に対する的確な察し」があってこそ功を奏するもので、「察し」抜きの「先回り」は親と子の関係に不信感を生む可能性がある、と言うのです。

この「察し」抜きの「先回り」。
現代の日本では増えてきているのだそうです。
今日の「先回り育児」の特徴は、的確な「察し」が不在で、親の「よかれ」に基づいた「先回り」。
子どもは「水が飲みたい」と思っているのに、「牛乳の方が健康に良いから」と牛乳を飲ませようとする。
その子にどんな特徴があるのか、どんなものに感心を持っているのか、何を求めているのか、の「察し」がなく、「受験は大変だから小中学とストレートで行かれる学校へ」、など。

「僕はこうしたいのに」
「私はこれが欲しいのに」

その気持ちが汲まれること無く先回りして与えられる親の「よかれ」。

「お父さん、お母さんは分かってくれない」と不信感につながる危険性は・・・、ありますね。

パズルを楽しむ子どもたちの様子を見守る先生方は、近くに寄り添い、にこにこと見守っていました。
「パズルはこうやって遊びましょう」とか、「パズルを完成させるには、ここからはじめましょう」、などの説明もありませんでした。

子どもたちの表情やつたない言葉から、「一つどこかにいっちゃったねぇ」とか、「あ、出来たねぇ」と声をかけて気持ちを代弁しながら、この時間を共有する。
のんびりと、穏やかに流れる時間。

保育園は集団生活ですから、いつでも子どもの要求通りにいくわけではありません。
でも、とこちゃんには、「察し」がある。

だから、とこちゃんの子どもたちは生き生きと、笑ったり泣いたりしているんだな、と感じました。
子どもたちが型にはまることなく楽しむ姿は、外遊びでも室内遊びでも、やはりいいな、と思います。(^_^;)

2017-03-09 | Posted in とこちゃん日記No Comments »