特別カリキュラム
待ってました、おたのしみ劇場!
※平成29年度の「特別プログラム」の様子をご紹介するものです。
とこちゃんWEB担当、浅野です。
絵本を読んでもらったりしながら・・・、
子どもたちは待っています。
超特急で準備を進める大人達からの、「もう、いいよ~!」の声を。
とこちゃんでは、「リトミック」と「英語」を毎月、
そして、「おたのしみ劇場」を不定期で「特別カリキュラム」として行っています。
この日は、平成29年度最後の「おたのしみ劇場」。
講師の廣瀬純子さん率いる「おはなしブランコ」による人形劇です!
「まだかな、まだかな~」。
すると・・・
「もう、いーよー!」(笑)
始まりです!!
みんなの大好きな、ゾウのはなちゃんとカエルのトニー!
ねえねえ、カエルのトニー、知らない??
みんなのところまで、はなちゃんがやって来ました!
さて、今日のお話は・・・、
これまたみんなの大好きな、「ぐりとぐら」のお話!
楽しく歌を歌いながら、木の実を集めるぐりとぐら。
森で見つけたのは・・・
大きなたまご!
カステラを作ることにしたのですが、たまごがカタくて割れません。
「イタタタタ・・・」
石でたたいて、卵を割り、小麦粉やバターをまぜて、カステラを作ります。
「シュッ!ぼっ!」マッチでかまどに火をつけようとするけど、
「ハーーーックション!!」火が消えちゃう・・・。
「シュッ!ぼっ!」マッチでかまどに火をつけようとするけど、
「ハーーーックション!!」火が消えちゃう・・・。
「シュッ!ぼっ!」マッチでかまどに火をつけようとするけど、
「ハーーーックション!!」火が消えちゃう・・・。
子どもたち、大笑い!
「キャーハハハ!!」
ようやく火がついて、森いっぱいにカステラのい~い香りが!
「カステラを作っているんでしょう?」
やって来たのは、ゾウのはなちゃん。
みんな、夢中になって見ています。
ふ~んわり、大きなカステラの、で・き・あ・が・り!!
ぐりもぐらも、ハナちゃんもトニーも、お腹いっぱいカステラを食べて、今日の「おたのしみ劇場」、「おはなしブランコ」の人形劇はおしまい。
またね~!
元気でね~!
距離も気持ちもぐんと近づいて、みんなでとっても楽しい時間を過ごしました。
「おはなしブランコ」の皆さん、有り難うございました!!
ところで、ここでちょっと保護者の皆さまに伺いたいのですが、
お子さん達は、「今日楽しかったこと」を「あのね、あのね!!」と「話したくてたまらない」という様子で自分から話してくれますか?
とこちゃんに通うお子さん達は、まだ月齢も小さく、言葉で自分の気持ちを表現するにはもう少し時間が必要かな、と思いますが、
お兄ちゃんやお姉ちゃんたちはいかがでしょうか?
我が家の双子は、もう5歳。保育園では最年長のクラスになりました。
言葉も達者になり、自分の気持ちもある程度表現出来るようになりましたが、
遠足などの行事があった日でも、「あのね、あのね!!」と自ら「話したくてたまらない」という様子で報告してくれることは、まず、ありません。
『こちらから聞けば』、話してくれます。
しかし、面白いことに、もう忘れた頃になって「遠足で行った公園に大きな滑り台があってさ、すごく楽しかったんだ!」と突然言ってきたり、
週末に「お弁当を持って近くの公園に遊びに行かない?」と提案すると、「あの時のお弁当に入っていたハートの卵焼きにして!」とリクエストしてきたり。
時に、2歳児クラスに通っていた頃の事を突然話し出したりして、「へっ??」と驚かされたりします。
きっかけがある時もあるのですが、本当に突然「気持ち」を語り出すことがあって、
「ずいぶん長いこと温めていたのね」と驚かされます(笑)。
というわけで、最近は、「子どもは気持ちを温めて熟成させるもの」と何となく思うようになって、
楽しかった時のことを、いつ、どんなタイミングで、どんな言葉で話してくれるのか、楽しみにしています。
子どもにとっても、この「思い出し笑い」に似たような「記憶の蘇り」はきっと幸せな瞬間なはず。
だって、そういう顔して話してくるんですもの!
今回の「おたのしみ劇場」で感じた、ドキドキ、わくわくした気持ち。
子どもたちは、きっと大切に、心の中で温めていることと思います。
子どもって、本当に不思議ですよね。